こんにちは、
横浜市港北区に10月1日に開業したばかりの、
けあくる訪問看護リハビリステーション新横浜 看護師の工藤です。
看護師には『看護観』という独自の言葉があります。
看護観とは、自分が理想とする看護師像のことを示しており、どのような看護師になりたいのか、どんな看護師に見られたいか、看護師として大切にしていることを表します。
◆看護観が大切な理由
看護師としてどのような看護をしたいのか、患者さんからどのように思ってもらいたいかが大切なポイントです。
あくまで主観的な考えとして、「私はこう思っている」という個人の価値観を言葉で示すことで看護師としての在り方が伝わります。
◆看護観の根拠
面接でもよく聞かれる看護観ですが、これは看護師さん自身のことを聞かれているため正解はありません。
しかし大勢の人と同じようなことでは「あなたらしい」考えが伝わりません。
なぜそう思っているのか、過去の経験やそのエピソードを踏まえて説明できるようにしておくとこれからの在り方や将来に悩んだ時、人から聞かれた時に自分のことを客観的に見るヒントにもなります。
看護とは何か、看護と介護、看護師の役割など現代では定かではなくなっているのが現状です。
ですが看護師を目指す方々は自分自身の看護観について考え学んできました。
そうした思想を事業者や他スタッフが知っていることで「その人自身」のことを知り、大切にできるのではないでしょうか。
日々の業務に追われているからこそ、原点に立ち返る機会があるといいですね。
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