工藤事業本部長-けあくる/横浜市港北区、神奈川区の訪問看護ステーション

こんにちは、
横浜市港北区の「けあくる訪問看護リハビリステーション新横浜」 看護師の工藤です。

訪問看護をしていると、在宅酸素を利用している方にもたくさん出会います。

病院と違って壁から酸素が出るお宅は無いので、在宅酸素用の大きな機器が置いてあったりボンベの管理が必要だったりと「自宅での酸素療法」を訪問看護で初めて経験しました。

今回は、そんな「在宅での酸素療法」についてお伝えします!

在宅酸素療法は「HOT(ほっと)」と言い、自宅で酸素療法用の装置を利用しています。

慢性呼吸不全、慢性心不全、肺高血圧症など循環器や呼吸器疾患の方が適応となりますが、中には偶発頭痛でHOT導入となる方もおられます。

かかりつけ医や入院中の担当医の判断で導入されるため、訪問看護の開始とHOTの開始が同時期になることもあります。

在宅酸素は「医師の処方」により使用できるので薬と同じなのですが、利用者さんによっては酸素療法そのものの理解が難しく「苦しくなったら流量を増やせば良い」と考えてしまう方も多いため、根気よく指導する必要があるケースもあるのです。

訪問時には、
・酸素の流量が正しいか
・機器のフィルターのケア
・酸素チューブの確認
・酸素ボンベの残量チェックや交換
・流量機器のバッテリーチェック
など、毎回の確認と手入れが必要です。

そのうえで、利用者さんの酸素飽和度の変化や自覚症状などを観察して、調整が必要な場合には、速やかに医師に報告できるように、小さな変化を見逃さないことが大切になります。

利用者さんの中には「このところ何か調子悪い感じがする」と話され、良く見たら酸素の流量が少なかったり、同じように「ちょっと具合が悪いけど大丈夫」だと言い、酸素飽和度が低下しているケースもありました。

HOTの方に対応する際は、自覚症状の訴えはもちろんですが、バイタルサインや状況などを総合的に判断して、時には「素早く医療機関につなげる」ように、日頃から機器や利用者さんを良く観察しておくことが求められていると思います。


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