こんにちは、
横浜市港北区の「けあくる訪問看護リハビリステーション新横浜」 看護師の工藤です。
現役の訪問看護師たちは、日々、利用者宅を訪れながら様々なケアを提供します。
ケアに欠かせないのが訪問バッグ！
携帯する訪問バッグの中身は、質の高いケアを支える重要な要素となります。
今回は、訪問看護において特に役立つ便利グッズをピックアップし、その活用法を紹介します。
これから訪問看護を始める看護師の方や、訪問バッグの中身に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
①服薬管理の便利アイテム
＜ジッパーバッグ＞
様々な薬を分類して整理するのに便利。開けやすくする工夫も可能です。
＜油性ペン＞
薬袋に直接、日付や服薬時間を記入でき、管理を容易にします。
＜付箋・便箋＞
服薬の注意点や主治医へのメッセージを記載し、コミュニケーションを支援します。
②清潔ケアのアイテム
＜ディスポーザブル手袋・エプロン＞
清潔なケアを実施する際に必須。手袋は重ね使いすることもあります。
＜レジャーシート＞
足浴時などに水こぼれを防ぐのに役立ちます。
→ステーションによっては利用者さんに準備してもらうことも
＜ベビーオイルやワセリン＞
様々なケアの際に、潤滑剤や保湿として使用できます。
③処置時の便利アイテム
＜新聞紙＞
医療廃棄物の処理や目隠しに利用でき、衛生的な環境作りに貢献します。
＜代替テープ類＞
急な処置に対応するために、様々なテープを用意しておくと安心です。
＜ペットシーツ＞
処置時の液体吸収に非常に有効で、使い捨てにも便利です。
おまけ：整理整頓のコツ
バッグ内のアイテムは使用目的別にポーチで整理することで、必要な時にすぐに取り出せます。
例えば、処置用、清潔ケア用、口腔ケア用といった具合に分け、使用後は必ず補充することで、いつでも準備万端で訪問に臨めます。
訪問看護の現場で直面する様々なシチュエーションに対応するためには、適切な便利グッズの準備が欠かせません。今回紹介したアイテムをうまく活用することで、より効率的で質の高い看護ケアの提供が可能となります。訪問看護師としてのキャリアをスタートする方も、既に現場で活躍している方も、これらのアイテムを訪問バッグに加えて、日々の看護業務に役立ててください。
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